田舎で働き始めた若手歯科医師のぼやき

地方中核都市から田舎(地元)へ戻り、働き始めた20代の歯医者さん(♂)が日々の日常を綴ります。

1箇所のCR充填から・・・

どうも僕です。

若手の歯科医師というのは比較的簡単な処置を任される事が多いです。

その代表格といえばCR充填!

いやいや、CRめっちゃ難しくない?!!

5級窩洞の歯頚部合わすのとかかなり気を遣います・・・

そしてよく出会うのがCRの不適。

本当に悲しいくらい多いです。

典型的なCR不適としては
・歯頚部オーバーマージン
・フロスの通らない様な隣接面の充填

この辺は初診でいらした患者さんだと大抵見つけます。

僕の住んでる地域が田舎だからでしょうか?(田舎だからと許される話ではないですが・・)

このCR不適が招くのは2次カリエスや、目に見えない歯肉縁下での歯周炎。

例えば、

高校生の時に治療した下顎大臼歯歯頚部のCR充填。(オーバーマージン)

10年後、歯が痛くて歯医者さんにいったら歯頚部から大きな2次カリエス、縁下の深いポケット。

最低でも抜髄、最悪抜歯・・・

ナンテコッターーー!!!



患者さんにご迷惑お掛けしないよう、一本一本、丁寧に治療させて頂きます。